ファームウエア
注意
以下のファームウェアは OpenBlockS 266 には利用できません。
コンパクトフラッシュカードおよびハードディスクをご利用の場合はこのアップデートによりコンパクトフラッシュカードおよびハードディスクも設定し直す必要があります。
「コンパクトフラッシュの初期化」または「hdrootアーカイブファイル」を参照の上再初期化して下さい。
なおコンパクトフラッシュカード、ハードディスク上のデータが失われる場合もありますので設定やデータのバックアップを行った上でアップデート作業を行って下さい。
ipmasqadmの追加に伴うファームウェアアップデートの際の注意もご覧下さい。
- Ver.1.09i(28Nov2000)
- いくつかの細かい不具合を修正しました。
- aeeを追加しました(/usr/sbin/aee)。
簡単なファイル編集を行えます。設定ファイルの修正などにご利用下さい。
- Ver.1.08i(7Nov2000)
- flashcfgの実行時にflashcfgの成功、失敗が表示されるようにしました。
- apacheのlog(/usr/local/apache/logs/access_log、error_log)を/dev/nullへの
シンボリックリンクにしてログを取らないようにしました。(RAM領域がlogで一杯になってしまうのをふぜぐ為)
但し、CF/HDDをrootとして立ち上げた場合はログを取るようにしました。 - /etc/mkcfrtに上記の設定をするように命令を付け足しました。
rm -f /mnt/ide0/usr/local/apache/logs/access_log rm -f /mnt/ide0/usr/local/apache/logs/error_log
- /etc/versionファイルを追加しました。(単にファームウェアのバージョン番号が書いてあるだけです)
- cacheの設定を修正し、使用できるRAM領域が数KB増えました。
- Ethernetの統計情報におけるErrorカウントの不具合を修正しました。(1.05i以前ではエラー時以外でもエラーカウントが増える場合がありますが動作に支障はありません)
- 時計が進んでしまう不具合を修正しました。
- Web設定画面における「アドレス変換」のコマンド入力設定をipchainsコマンドからipmasqadmコマンドへ変更しました。ipchainsコマンドの入力は「パケットフィルタ」メニューのコマンド入力設定で行えます。
ipmasqadmの追加に伴うファームウェアアップデートの際の注意(14Dec2000)
ipmasqadmはファームウェアバージョン1.08iからWeb設定画面に追加されたため、それ以前のファームウェア(1.05i以前)からアップデートを行った場合にはipmasqadmの設定内容を保存する(再起動しても設定内容を保持する)事が出来ません。
これは1.05i以前の/etc/flashcfgファイルにipmasqadmの設定を記録するファイル/etc/upsetconf3がリストアップされていないためであり、ファームウェアアップデートではこれまで使用していた/etc/flashcfgの内容(既存の設定内容)を引き継ぐ仕様になっている事に起因するものです。
また/etc/flashcfgでは起動時に各種コマンドを実行するための/etc/rc.d/rc.sysinitファイルも保存しますが、このファイルも/etc/flashcfgファイル同様既存のファイルとして引き継がれますので、新しい/etc/upsetconf3ファイルを実行するような記載がありません。
このためflashcfgコマンドや「設定保存」のメニューを使ってもipmasqadmの設定内容は保持(再起動時に実行)されません。
ファームウェアアップデート後に工場出荷時設定に戻せば/etc/flashcfgおよび/etc/rc.d/rc.sysinitの内容は最新ファームウェアのものになりますが、すべての設定がリセットされてしまいます。
現在の設定を保持しながらipmasqadmの設定も保存したい場合は/etc/flashcfgファイルに/etc/upsetconf3を追加し、/etc/rc.d/rc.sysinitにupsetconf3を読み込む命令を追加して下さい。
設定を一切行っていないOpenBlockSのファームウェアを最新バージョンにアップデートした際にはまず工場出荷時設定に戻してください。
詳しくはファームウェアのアップデート手順をご覧下さい。
catを使った追加方法
- /etc/flashcfgファイルに「/etc/upsetconf3」という行を追加。
# cat /etc/flashcfg >> /etc/flashcfg <<EOT > /etc/upsetconf3 > EOT #
- /etc/rc.d/rc.sysinitファイルにupsetconf3を読み込む命令を追加。
# cat /etc/rc.d/rc.sysinit >> /etc/rc.d/rc.sysinit <<EOT > if [ -f /etc/upsetconf3 ]; then > echo "starting ipmasqadm..." > /etc/upsetconf3 > fi > EOT #
上記以外にもechoコマンドや1.09i内蔵のaeeエディター、ftpによる転送などの方法で/etc/flashcfgの変更を行えます。
ユーザの行いやすい方法をご利用下さい
ファームウェアのアップデート手順
- ファームウェアのアップデート手順(3Oct2000)
Windows95/98/NT用ファームウエアアップデートプログラム
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tcpdwl.exe
tcpdwl.exeは製品付属のCD-ROMにも含まれています。
hdrootアーカイブファイル、パッケージ
ご利用に際しての注意事項をお読みの上ご利用下さい。
- hdrootアーカイブファイル(20Sep2000)
- hdroot用パッケージ(20Sep2000)