EasyBlocks 監視
サーバー・ネットワーク機器の死活監視に特化した、シンプルな監視アプライアンス
シンプル・小型な監視アプライアンス
EasyBlocks監視は監視対象として設定したサーバーやネットワーク機器に対してPing監視・ポート監視を行い、機器やサービスが稼働しているかどうか確認することができます。
また、異常発生時のメール通知、監視結果のSyslog通知、SNMP Trap受信時のメール転送といった必要十分な機能が備わっています。
特長
堅牢で置き場所に困らないハードウェア
ハードウェアは20年以上ロングランを続ける当社マイクロサーバー、「OpenBlocks®シリーズ」譲りの手のひらサイズで超コンパクト。既存ネットワークへの追加導入でも、置き場所に困りません。
また、HDDやファンといった可動パーツがないファンレス設計で、堅牢、耐熱、防塵。故障しにくい設計も「OpenBlocks® シリーズ」の設計思想を踏襲しています。
Webブラウザによる直感的操作
本体に直感的操作を行えるWeb UIを搭載。監視機能に関する各種設定や、ログの閲覧、本体IPアドレスの設定、ファームウェアアップデートなどを、コマンドを使うことなく、Webブラウザ上で容易に行うことができます。
容易なソフトウェアメンテナンス
汎用サーバーでは、OSやファームウェアなどのアップデートは、それぞれ個別に行う必要がありますが、本製品ではWebブラウザ上でのファームウェアアップデートで一元管理でき、難しいコマンドなどを覚える必要がなく、メンテナンスが容易です。
VPNなしでリモート保守管理可能なAirManage2対応
リモートで保守管理できるサービス AirManage® 2の1年間利用権が付属。遠隔地からの設定変更・アップデート指示等をセキュアな通信で実行できます。また、設定変更時に3世代前までの設定が自動的にバックアップされる為、問題発生時の設定復旧などが迅速に行えます。VPNがないネットワークでも本サービスを使って外部からEasyBlocksを操作することが可能です。
製品機能
EasyBlocks 監視にはサーバーやネットワーク機器のシンプル監視を実現する、必要充分な機能が備わっています。
メーカー・機種を問わずTCP/IP使用機器であれば一元管理でき、監視対象機器へのエージェント等のインストールも不要です。
- Ping監視
- ポート監視
- HTTP/HTTPSポート監視
- FTPポート監視
- POP3ポート監視
- SMTPポート監視
- IMAPポート監視
- NTPポート監視
- ユーザー定義
- Nagios用コマンドを用いて任意のポート監視や異常判定定義を設定可能
- サービス監視
- DHCPサービス監視
- DNSサービス監視
- その他
- 監視状況一覧表示
- SNMP Trapメール転送
- 障害発生・復旧時のメール通知
- 障害発生・復旧時のメール本文カスタマイズ機能
- EasyBlocks 監視本体のSyslog通知機能
活用例
WEBサーバー監視
HTTP/HTTPSポート(ポート80/443)を監視し、WEBサイトが正常に応答しているかを確認。
メールサーバー監視
SMTPポート(ポート25)、POP3/IMAPポート(ポート110/143)を監視し、メールの送信サーバーや受信サーバーの正常動作確認。
FTPサーバー監視
FTPポート(ポート21)を監視し、FTPサーバーが稼働しているかを確認。
IPカメラの死活監視
ネットワークカメラ(IPカメラ)のPing監視を行うことで、カメラが正常に動作しているかを確認。
DNSサービス監視
DNSサーバーに対して名前解決のクエリを送信することにより、DNSサービスが正常に動作しているかを確認
DHCPサービス監視
DHCPサーバーが正常にDHCPオファーを送信しているかを監視し、正常にIPアドレスが払い出される環境となっているかを確認。
SNMP Trap監視
監視対象機器の出すSNMP Trapを指定のメールアドレスへ転送し、機器の異常を素早く検知。
任意条件に基づく機器監視
ユーザー定義監視により任意のTCPポートの監視や、応答時間の閾値を設け、異常判定定義することにより、機器やネットワークの特性に合わせた監視。
監視シリーズ機能比較
|
||||
項目 |
分類 |
EasyBlocks
|
EasyBlocks
|
EasyBlocks
|
監視 | 死活監視 | ○ | ○ | ○ |
監視履歴 | ○ | |||
監視マップ表示 | ○ | |||
リソース監視 | ○ | |||
トラフィック監視 | ○ | |||
リソース可視化 | ○ | |||
操作・管理 | WebUIのプロキシ表示 | ○ | ||
監視対象へのSSHログイン | ○ | |||
NW警告灯の点灯指示 | ○ (スクリプト実行で指示) |
○ (スクリプト実行で指示) |
○ (スクリプト実行で指示) |
|
通信 | 有線LAN | ○ | ○ | |
モバイル通信 ※1 | ○ (nano SIM) |
|||
受信 | SNMP Trapの受信 (メール転送) |
○ | ○ | ○ |
通知 | デフォルト通知 ※2 | ○ | ○ | ○ |
ユーザースクリプト実行 *例 | ○ | ○ | ○ |
※1 モバイル通信用のnanoSIMはお客様にて用意が必要です
※2 メール・syslog・slack・WebUIの通知
*例:パトライトやteamsなど各種SNSへの通知
長期運用を支援する保守サポート付属
- 先出しセンドバック:ハードウェア故障時、正常な製品を先出しにて発送します。
- 不具合対応:不具合回避方法の提案やエラー・ログからの障害調査を行います。
- Q&Aサービス:セットアップ方法などのご質問に対応します。
- 最新ファーム提供:セキュリティパッチやバグフィックス等を含んだ最新バージョンのプログラムを提供します。
オプション製品
専用ラックマウントケース
1UラックにEasyBlocksを収めることができる専用ラックマウントケースです。
仕様
製品名 | EasyBlocks 監視 | |
型番 | EBA16/KANSHI | |
アプリケーション | 監視サーバー | |
適用可能規模※1 | 端末100台程度 | |
外部インターフェイス | Ethernet (※2) | 10/100/1000 Base-T x 2 (ポート1はPoE給電対応※3) |
USB (Console) | MicroUSB type-B x 1 | |
筐体サイズ | 81(W) x 133.5(D) x 32(H)mm (ゴム足含まず) | |
重量 | 約212g | |
動作温度 / 湿度 (※4) | -20℃~+55℃ / 5%~95%RH | |
保存温度 / 湿度 (※4) | -30℃~+80℃ / 20%~95%RH | |
消費電力 | アイドル時 | 3.9W (6.3VA) / PoE受電時3.8W |
高負荷時 (※5) | 5.6W (8.6VA) / PoE受電時5.5W | |
電源 | 形状 | ACアダプター |
入力 | AC100-240V±10% 50/60Hz±3Hz (※6) | |
電気安全規格 | IEC62368-1 | |
EMC規格 | VCCI Class-A 適合 | |
環境保護 | RoHS指令2.0 |
※1 数値は目安であり、構成・使用条件によって異なります。
※2 Auto MDI/MDI-X対応。
※3 PoE (Power of Ethernet)の電力クラス分類はClass 0です。
※4 結露なきこと。
※5 全イーサネットポートをリンクアップし、stressコマンドによりCPU100%の状態にして計測。
※6 PoE受電時はDC48V
ブログ記事(Tips)
EasyBlocksシリーズ導入事例
学内DHCP/DNSサーバーを低コストで導入運用
東京薬科大学 情報教育研究センター
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