EasyBlocks リモート監視管理

現場に行かなくても、現場と同じ保守作業を実現

機器の死活監視や機器操作、電源のオン・オフまでリモートで実施可能

「EasyBlocks リモート監視管理」にはリモート保守作業を行う上で必要な様々な機能が搭載されています。

サーバーやネットワーク機器、ネットワークカメラといった機器の死活監視をはじめ、セキュアなモバイル通信によるリモートコマンド操作や機器のWeb UIアクセス、保守対象機器の電源の入れ直しが可能です。

製品の特徴・機能

死活監視

EasyBlocks リモート監視管理にはサーバーやネットワーク機器のシンプル監視を実現する、必要充分な機能が備わっています。
メーカー・機種を問わずTCP/IP使用機器であれば一元管理でき、監視対象機器へのエージェント等のインストールも不要です。

監視対象台数の目安
サーバー・ネットワーク機器等100台程度

  • Ping監視
  • ポート監視
    • HTTP/HTTPSポート監視
    • FTPポート監視
    • POP3ポート監視
    • SMTPポート監視
    • IMAPポート監視
    • NTPポート監視
  • ユーザー定義
    • Nagios用コマンドを用いて任意のポート監視や異常判定定義を設定可能
  • サービス監視
    • DHCPサービス監視
    • DNSサービス監視
  • その他
    • 監視状況一覧表示
    • SNMP Trapメール転送
    • 障害発生・復旧時のメール通知・Slack通知
    • 障害発生・復旧時のメール本文カスタマイズ機能
    • EasyBlocks リモート監視管理のSyslog通知機能
監視状況一覧表示画面 – クリックで拡大

コマンド操作機能

コマンド操作(SSHログイン)に対応している保守対象機器へリモートアクセスし、機器の設定変更や再起動などのコマンドによる保守作業がブラウザ上からセキュアに実現できます。

Web UI操作機能

保守の対象機器が持つWeb UIにリモートでアクセスし、Web UI上で確認できる各種情報の閲覧や設定作業が可能です。

※接続先機器のWEBページの構成によっては正常に閲覧・操作ができない場合があります。

電源オン・オフ機能

リモートアクセスした「EasyBlocks リモート監視管理」のWeb UI上から、保守対象機器の電源オン/オフ操作が可能です。ネットワーク機器やネットワークカメラなど、電源入れ直しで障害復旧可能な機器の場合、現地へ行くことなく復旧作業が行なえます。

※別途オプションのリブータが必要です。

オプション
品名:EasyBlocks リモート監視管理用リブータオプション
型番:PH-OP-RKRB

電源アウトレット:2個

セキュアなモバイル通信

保守の対象場所に設置した「EasyBlocks リモート監視管理」とSaaS型サービス「AirManage®2」との間の通信は本体内蔵のモバイル通信にて行われ、HTTPSとSSHトンネリング技術の二重で暗号化されており、セキュアな通信を実現しています。

※モバイル通信用のnanoSIMはお客様にてご用意が必要です。
※リモート通信で使用するAirManage® 2は保守サポート契約が必要となります。

ユースケース

・客先ネットワークの内のサーバーやルータアクセスポイントなどの監視及び保守対応

・インターネット回線の無いクローズドネットワーク内の機器の死活監視・メンテナンス

・無人の設備におけるネットワークカメラの稼働監視

長期運用を支援する保守サポート付属

  • 先出しセンドバック:ハードウェア故障時、正常な製品を先出しにて発送します。
  • 不具合対応:不具合回避方法の提案やエラー・ログからの障害調査を行います。
  • Q&Aサービス:セットアップ方法などのご質問に対応します。
  • 最新ファーム提供:セキュリティパッチやバグフィックス等を含んだ最新バージョンのプログラムを提供します。

仕様

製品名 EasyBlocks リモート監視管理
型番 EBFX/RKANSHI
通信インターフェイス Ethernet (※1) 10/100/1000 Base-T x 2 (ポート1はPoE給電対応※2)
LTE 対応周波数帯 900(8)/1800(3)/2100(1)MHz
SIMインターフェイス nanoSIM(4FF)カードスロット
筐体サイズ 91.9(W) x 114.8(D) x 25(H)mm(突起部含まず)
重量 約173g
動作温度 / 湿度 (※3) -20℃~+40℃ / 5%~95%RH
保存温度 / 湿度 (※3) -20℃~+55℃ / 5%~95%RH
消費電力 アイドル時 6.5W (9.8VA) / PoE受電時6.3W
高負荷時 (※4) 8.4W (12.9VA) / PoE受電時8.3W
電源 形状 ACアダプター
入力 AC100-240V±10% 50/60Hz±3Hz (※5)

※1 Auto MDI/MDI-X対応
※2 PoE (Power of Ethernet)の電力クラス分類はClass 0です
※3 結露なきこと
※4 全イーサネットポートをリンクアップし、stressコマンドによりCPU100%の状態にして計測
※5 PoE受電時はDC48V

EasyBlocksシリーズ導入事例

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