OpenBlocks IDM RX1

オンプレミスでのIoTシステム導入に最適。
IoTデータ可視化ソフト一体型IoT専用サーバー

  • 可視化ツール搭載。IoTデバイスからのデータを見える化
  • クラウド不要で自社内IoTシステム構築をする際に最適
  • 各種クラウドサービスなどと連携し、スケールアップにも対応

オンプレミスでIoTシステム構築を実現するIoT専用サーバー

はじめてIoTシステムを導入をする時、必ずしもクラウドを使う必要性ありません。生産管理データなど、社内にとどめておきたい場合もあります。オンプレミスでIoTシステムを実現する可視化ツール、RealBoard搭載のソフトウェア・ハードウェア一体型、IoT専用サーバーです。

クラウドを用いたスケールアップにも対応。クラウドに容易に接続できるだけでなく、クラウドへの送信時に発生しがちなデータ落ちをチェックする、デバッカーとしても役立ちます。

パワポ感覚で自由自在にカスタマイズできる可視化ツール搭載

高機能可視化ツール RealBoardの操作は4ステップ、背景画像を貼り付け、センサーなどのIoTデータポイントを配置、チャート作成、ダッシュボードへ各要素を貼り付けるだけ。プログラミングなしに、収集したデータの統合・グラフ化を自由自在に行うことができます。複数のデータを一つのグラフで表示したり、3Dリアルタイム表現、カメラのタイムラインの画像表示も可能です。

RealBoardイメージ図
ダッシュボード例
カメラの画像タイムラインも表示できます
(写真ははめ込みです)
トップページ例 – 1台で複数のダッシュボードやチャートを作成・表示可能です

堅牢でコンパクトなハードウェア

発売から20年以上のOpenBlocks代名詞である堅牢・コンパクトなハードウェアはIDMにも継承されています。HDDやファンといった可動パーツがないファンレス設計、耐熱、防塵、堅牢。既存ネットワークへの追加導入でも、1Uハーフサイズのコンパクト設計で置き場所に困りません

RX1筐体サイズ

IoTに最適な時系列データベースで超高速な読込み・書込み性能

一般的なデータベースに比べ数倍以上と圧倒的な高速読込み、書き込みが可能な、高性能KeyValue型データ機能を搭載。
IoT機器から取得した時系列データはセンサーの種別によって、データの値の大きさ、長さ、数が揃わないなど特殊性があり、行指向のリレーショナルデータベースでは検索や各種機能の対応が難しい場合があります。そういった場合でも、超高速で、時系列間隔の異なるデータ同士を比較・統合したり、データのCSV出力が可能です。

IDMアプライアンス データ構造

IoT専用サーバーを使用したシステム構成例

データを収集したい生産設備や物流アイテム、オフィスなどにセンサーを付け、IoTゲートウェイでデータ受信・集約、IDMで可視化。上記はシステム構成のイメージです。

用途別パッケージ

センサー、ゲートウェイとのセットで導入後、すぐに使える各種パッケージをご用意しています。

HACCPシステムパッケージ
所在管理システムパッケージ
在室管理システムパッケージ

導入事例・活用例

東洋ドライルーブ株式会社 様

自動車・光学・情報通信機器で使われる部品に対する多機能性被膜「ドライルーブ」加工を行う自社瀬渕の稼働状況可視化に使用

NECネッツエスアイ株式会社 様

同社ソリューション、BLEビーコン所在管理システムに採用

株式会社日立システムズ 様

同社ソリューション、メーター読み取り自動化ソリューションに採用

ソフトウェア機能

データ収集機能   IoTセンシングデータ(※1)、CSV(※1)、画像(※2)など、さまざまなデータを収集します。

■ 対応入力デバイス: BLE・EnOceanセンサー各種 (例 : 温湿度/照度/人感/気圧/加速度/音圧/電力/開閉/CO2) / PLC / その他 RS-485対応デバイス
データ蓄積機能
データ収集機能で取り込んだデータをOpenBlocks IDM RX1内部に蓄積します。
時系列データ基盤 収集データを保存する IEEE 1888 に準拠した時系列データベースです。
バックアップ機能 データベースを指定の場所にバックアップします。
データ出力機能   収集したデータを出力し、他の生産管理システムや業務システムで利活用できます。

■ 対応出力データ形式 : CSV形式
可視化機能
ブラウザから操作・閲覧できる専用のUIでグラフやタグの位置情報の可視化ができます。
ダッシュボード チャートの設定・マップの設定・ポイントデータの編集や、データの閲覧を行う機能です。

【 主な機能 】
ダッシュボード新規作成 / ダッシュボード編集 / ダッシュボード名の設定 / 期間の設定 / タイルの配置 / リソースの割り当て
チャートの設定 時系列データを線グラフや棒グラフ、ステップグラフ、文字ラベルなどで可視化します。また時間ごとに集計(平均・合計など)した結果をプロットすることもできます。

【 主な機能 】
チャートリストの新規作成 / チャートの新規作成 / チャートの縦軸とグラフ設定 / チャートの期間設定 / チャートの名前設定
タグマップの設定 タグ(ビーコンなど)の位置情報を可視化する機能です。

【 主な機能 】
タグマップの新規作成 / タグマップ編集 / タグマップ名の設定 / 期間の設定 / 背景画像の設定 / エリアの新規作成 / エリアの一覧 / エリアの編集 / タグの一覧 / タグの新規作成 / タグ設定ファイルのインポート / タグマップの表示
ポイントデータの表示と編集 ポイントとはセンサーデータやログデータなど時系列順に発生するデータを定義します。ポイントのデータは時系列データベースに保存され任意の期間に対して検索をかけて読み込んだり、指定したタイムスタンプで新しいデータを書き込んだりできます。

【 主な機能 】
ポイントの一覧 / ポイントデータの検索 / ポイントデータの書込 / ポイントデータの削除
システム管理機能   チーム・ユーザーの作成や権限の管理、ポイントの管理を行います。

【 主な機能 】
チーム新規作成 / ユーザー新規作成 / チームメンバー追加 / ポイント新規作成 / データサーバ登録 /ポイントリストExcelファイル編集 / ポイントリスト CSVファイルインポート / チームポイント追加
プログラミング
機能※3
  視覚的にプログラミングできるNode-RED搭載。収集したデータの加工やクラウドサービスとのデータ連携ができます。


※1 別途IoTゲートウェイ製品(OpenBlocks IoTシリーズ)が必要です。
※2 画像を送信する際は別途専用APIを使う必要があります。
※3 FWの機能拡張より別途インストールが必要です。

ハードウェア仕様

外部インターフェイス

Ethernet (※1) 10/100/1000 Base-T x 4
USB (HOST) USB 3.0 x 2
USB (Console) MicroUSB type-B x 1
メインメモリ 8GB (DDR3L SDRAM SO-DIMM module)
内蔵ストレージ 8GB (eMMC) + 128GB (SSD)
筐体サイズ 194(W) x 177(D) x 42(H)mm (ゴム足含まず)
重量 約1,160g
動作温度 / 湿度 (※2) -20℃~+50℃ / 20%~80%RH
保存温度 / 湿度 (※2) -30℃~+70℃ / 20%~95%RH
消費電力
アイドル時 12.5W (19.6VA)
高負荷時 (※3) 18.1W (26.5VA)
電源
形状 内蔵AC電源
内蔵AC電源用電源ケーブル AC100V用1本標準添付
入力 AC100-240V±10% 50/60Hz ±3Hz
電気安全規格 IEC62368-1
EMC規格
VCCI Class-A 適合
環境保護 RoHS指令 PFOS規制 省エネルギー法

 

※1 Auto MDI/MDI-X対応。
※2 結露なきこと。
※3 全イーサネットポートをリンクアップし、stressコマンドによりCPU100%の状態にして計測。

関連製品 (IoTゲートウェイ)

OpenBlocks IoT DX1
OpenBlocks IoT FX1/E
OpenBlocks IoT FX1
OpenBlocks IoT VX2

関連情報

デバイスリモートマネジメントサービス
AirManage 2
OpenBlocks IDMサポートサービス

注意事項

IoTシステム構築では、システム構築以外にセンサーなどの設置における調整が必要となり、それらをご用命の場合は、システム業者、設置業者などの別途費用がかかります。

デモのご要望やご購入前のお問い合わせ

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