2016年09月28日 ぷらっとホーム株式会社
2016年9月28日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証二部6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)は、9月27日に日東工業株式会社(以下日東工業)が発表した住宅の地震・雷被害データをIoTで利活用する実証実験に於いて、当社のIoTゲートウェイ製品「OpenBlocks® IoT BX1」が採用された事を発表しました。
地震・雷IoTシステムの概念図
(資料提供:日東工業)
当実証実験は日東工業を含む「高機能感震ブレーカー実証実験プロジェクト委員会」が中心となり実施するプロジェクトで、IoT技術を使って住宅の地震と雷のデータをセンサーで取得し、クラウドで蓄積・分析することにより、居住者に被害状況をメール通知したり、多数の住宅から集めたビッグデータを被害の迅速な把握や防災に活用したりする仕組みの実用化を目的としております。
当実証実験にて、OpenBlocks® IoT BX1は地震・雷計測ユニットのセンシングデータをクラウドへ送信する役割を担うとともに、計測された加速度データから震度を割り出すなどの処理もOpenBlocks® IoT BX1上で行っており、IoTエッジコンピューティングを実現しています。
OpenBlocks® IoT BX1には、センサーなどのIoTデバイスからデータを読み込む等を行うプログラム「PD Handler」や、読み込んだデータをクラウドへ送信するプログラム「PD Emitter」が各々独立して標準搭載されており、プログラム同士がUnix Domain Socketによるソケット通信を前提とした設計となっており、今回採用された用途のようにデータ演算プログラムや、センサー読み込みプログラムの追加・変更を柔軟に対応する事ができ、IoTにおけるエッジコンピューティングの具体化に最適な製品となっております。
10月4日~7日に幕張メッセにて開催される「CEATEC JAPAN 2016」の日東工業ブースにて日東工業製品と当社製品を組み合わせたソリューションが展示されます。是非この機会にご来場ください。
ぷらっとホームはマイクロサーバーの開発製造大手です。1993年の創業よりLinuxサーバーのパイオニアとして、通信やネットワーク分野に自社製コンピュータを供給してきました。手のひらサイズの超小型Linuxサーバー「OpenBlocks®」は、大手通信事業者をはじめ、物流、輸送、金融、エネルギー産業、官公庁など日本の社会インフラを支える様々な領域で採用されており、今後大きく成長すると見込まれるM2MやIoT(Internet of Things: モノのインターネット)でも大きな注目を集めています。
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