ソリューション 事例


PacketiX VPN 4.0 の新機能

PacketiX VPN 4.0 は、2010 年 3 月 15 日にリリースされた PacketiX VPN 3.0 の次のメジャーバージョンアップとなる新しい VPN ソフトウェアです。以下のように PacketiX VPN 3.0 から大幅に進化しています。

PacketiX VPN 4.0 の ライセンス形態 と PacketiX VPN 3.0 のライセンス形態は同一です。PacketiX VPN 4.0 は PacketiX VPN 3.0 の法人向けライセンスの サブスクリプション契約 をお持ちのお客様は無償でご利用いただけます。

1. 新しい VPN プロトコルやシステムのサポート

PacketiX VPN 4.0 では、従来の HTTPS ベースの VPN プロトコルのほか、新たに L2TP/IPsec, OpenVPN, MS-SSTP, L2TPv3, EtherIP プロトコルがサポートされました。iPhone や iPad, Android, Windows Phone などのモバイル端末や、VPN ルータからの VPN 接続を受付できます。Windows 8 や Windows RT、Apple iOS、Cisco IOS などの新しい OS もサポートしました。

OpenVPN サーバー互換機能、Microsoft SSTP VPN サーバー互換機能により、OpenVPN や Windows Server に付属の VPN 機能を使用されていたお客様は、PacketiX VPN Server 4.0 に移行してこれらの VPN クライアントをサポートでき、VPN サーバーを一本化し、ハードウェアや OS ライセンス費用を削減できます。

2. 接続性の向上、ファイアウォールの貫通

NAT やファイアウォールの内側でも VPN Server を簡単に動作させることができる NAT トラバーサル機能も搭載しました。会社のファイアウォールのポート開放なしに、自宅から社内の自分のパソコンの VPN Server にアクセスできます。万一 NAT トラバーサル機能が動作しない制限の厳しいファイアウォールがある場合には、VPN Azure クラウドサービス(無償) が便利です。VPN Azure を経由すれば、社内にインストールした VPN Server にほぼ確実に自宅から VPN 接続できます。VPN Azure はワンクリックで有効化できます。

VPN Server を固定グローバル IP アドレスがない環境で動作させるために便利なダイナミック DNS 機能が搭載されました。「softether.net」という専用のドメインのサブドメインを VPN Server に割当て、ISP の IP アドレスが変化した場合も自動的に追従します。ISP への固定 IP アドレスの月額費用を節約できます。

公衆無線 LAN では、なぜか TCP 通信ができないにもかかわらず ICMP や DNS の通信ができる環境があります。そのような通信不良が発生している無線 LAN などでも VPN 通信を行えるようにするため、VPN over ICMP / DNS 機能を搭載しました。Ethernet パケットを ICMP (Ping) や DNS パケットにカプセル化して、このような通信不良の公衆無線 LAN でも安定して通信が可能です。

3. 通信速度の向上

PacketiX VPN Server と VPN Client / Bridge 間の通信プロトコルに WAN 高速化機能を搭載。利用可能な場合は自動的に UDP 通信を行います。広帯域にもかかわらず遅延が大きい遠距離間での VPN の速度が大幅向上。実測例として、東京・大阪間での Windows ファイル共有のスループットが従来の 45Mbps から 2 倍の 96Mbps に高速化されました。

4. セキュリティ機能の強化

VPN Server のパケットログに新たに HTTP アクセスのヘッダを記録できるようになりました。アクセスリストに一致した HTTP 要求を強制的に指定された URL にリダイレクトするルールも記述できます。RSA 証明書の鍵サイズがデフォルトで 2048bit に強化され、今後 20 年間程度は安全に利用できます。

5. インストーラの強化、ユーザーモードインストールの実現

VPN Server / Bridge を Windows にインストールする際に、システム管理者権限がなくても、一般ユーザー権限でインストール・動作させることができるようになりました。社内 LAN に自分専用の VPN Server を構築したい場合は、システム管理者に依頼することなく社員自らの手でインストールや設定・運用ができます。

インストーラが強化されました。VPN サーバー管理マネージャやクライアント接続マネージャのみをインストールすることもできます。

6. 多言語対応、シングルバイナリ

ついに PacketiX VPN 4.0 には英語版が追加されました。日本語、英語、中国語 (簡体字) の 3 種類のバージョンは、1 個の共通のバイナリとして提供されます。OS の言語設定をもとに最適な言語版が自動的にインストールされます。もちろん、後から再インストールせずに表示言語を変更することもできます。
※ RC1 では簡体字中国語はサポートされていません。RC2 または製品版でサポートされます。

7. その他の改良点

簡易インストーラ、Web インストーラをウィザード形式で簡単に作成できるようになりました。ローカルブリッジの安定性が向上し、同一名の LAN カードが複数ある場合や、誤ってローカルブリッジを経由したルーティングの無限ループが発生した場合にこれらを検出して安定動作します。

EasyBlocks PacketiX VPN アプライアンス

PacketiX VPN 4.0 アプライアンス

PacketiX VPN アプライアンスは、リモートアクセスから拠点間接続通信まで容易に実現可能、大幅な機能向上を実現しました。
サーバーやOSの選定・用意も不要になり、またインストールの手間もないため、PacketiX VPN 4.0 導入における手間と時間の軽減が可能です。

 ≫PacketiX VPN アプライアンス詳細

 

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