OpenBlocks IoT VX2 ソフトウェアリリース情報|FW3.4.2
ファイル
- ダウンロード: kernel-image-4.9.168-1-obsvx2.deb
- サイズ: 17250108 Bytes
- MD5: 81c3b7ac401bf4f5aa9e748dc411671b
- 開発用ファイル一式: https://ftp.plathome.co.jp/pub/OBSVX2/stretch/4.9.168-1/
変更内容
基本機能
- AirManage使用時における、AirManageからのアテンション解除機能へ対応。
- WLAN I/Fのクライアントモードにおける通信確認ホストにFQDNを設定した場合に保存が行えない不具合を修正。
IoTデータ制御機能
- PD Agentの実行コマンドにLua言語スクリプトを対応。
- PD Brokerにて、ドメインソケットの待ち受けに失敗した場合起動しないように改修。
- PD Handler Modbus Client(ver.1及びver.2)にて、USBシリアル接続のModbus RTU時にUSBデバイスのリセットに至るタイムアウトの連続発生回数を設定できる機能を追加。
- PD Handler Modbus Client/ServerにてModbus TCP時の出力データのポート番号(KEY : “port”)のデータ型を整数型へ変更。
- PD Repeterにてデータの最大サイズを増やした場合、データ送信時に一時的に確保される共有メモリのサイズが増えてしまう不具合を修正。
- PD Repeterにてデータ送信する子プロセスが回線断等により異常終了した場合、データ送信時に一時的に確保される共有メモリが解放されない不具合を修正。
- PD Repeterにて存在しないドメインソケットにデータを送信した場合、ファイルディスクリプタを解放せずに異常終了してしまう不具合を修正。
- PD RepeterにてIBM Watason for Gatewayへデータ送信時に、受信設定無効時にセグメントフォルトを起こす不具合を修正した。
- PD RepeterにてMQTTを用いる一部のゲートウェイ接続型クラウドへのメッセージ送信失敗時に処理ループから抜け出せなくなる不具合を修正。
- PD Handler SW4xにて一部のベース系ノードで機能していなかった8時間毎定期送信をハンドリングできるように改修。
注意事項
- 本更新では再起動による反映があります。そのため、アップデート後は本体再起動を実施してください。
- 脆弱性等の対応により、FW 3.3.1まではWEBプロセスのパッケージの更新があります。その場合、WEB UIからアップデートする際にはWEBプロセスの再起動がかかり、インストール作業が中断される場合があります。インストール作業が中断した方はコンソールまたはSSH等にて、以下のコマンドを実施してください。
# dpkg --configure -a