WallEdge 1.0.2
アプレットアタック対策と若干の機能拡張/バグフックスを施した Ver 1.0.2 をリリースいたします。
変更点
Ver.1.0.0からの変更点は、次の通りです。
- アプレットアタック対策
アプレットアタック対策として次の記述は利用できなくなります。- <BODY onLoad>
- <!--# -->
- <FORM>,<OBJECT>
- <APPLET>
なお、<BODY onLoad> については、文中にonLoadが現れると _on_load と変更します。 - multipart 形式のメールに対応
- 試用ライセンスの期限切れに対するメッセージを修正
試用ライセンスの期限切れに対し、以下のようなメッセージが出力されていましたが、-- ライセンス数が不足しています。管理者はwalledge.confファイルの MinimumUIDの値を正しい値にするか、あるいは追加のライセンスを 取得する必要があります。 --
次のメッセージが出力されるよう修正いたしました。-- ライセンスの有効期限が切れています。 --
注意事項
- バージョン番号の表記
今回のバージョンアップはマイナーバージョンアップであるため、 pkg_info に用いられる package name やログイン画面等に表示されれるバージョン番号は 1.0.2 ではなく 1.0 のままとさせていただいております。 - ユーザシリアルコード
ライセンスキーの取得に必要なユーザーシリアルコードは、お買い上げの製品に 添付されているコードをそのままお使い下さい。
製品版を購入されていない限り、Ver.1.0.2 パッケージを入手されても使用できません ので、ご注意下さい。
Ver.1.0からのバージョンアップ方法
- バージョンアップ用シェルスクリプトを用いる方法
バージョンアップを容易に行えるよう、 バージョンアップ用シェルスクリプト(update102.sh)を用意しました. update102.sh の処理内容は、「手動による方法」の手順と同等です. バージョンアップの手順を示します。
- root へ su します
- WallEdge-1.0.2.tgzとバージョンアップ用シェルスクリプト(update102.sh)を入手し、 両ファイルを適当なディレクトリに置きます
- update102.sh を起動します
- update102.sh の設問に答えます.
# ./update102.sh
- 手動による方法
シェルスクリプトを用いず手動でバージョンする手順を示します。
- root へ su します
- WallEdge-1.0.2.tgzを入手し、適当なディレクトリに置きます。(以下の説明では /tmp に置くもの仮定します。)
- WallEdge を停止します。
# /usr/local/etc/rc.d/walledge.sh stop
- /usr/local/WallEdge をリネームしておきます。
# mv /usr/local/WallEdge /usr/local/WallEdge.old
- 旧パッケージのレジストリ情報を削除します。
# pkg_delete WallEdge-1.0
- Ver.1.0.2 をインストールします. 設問の内容は新規インストール時と同じです.
# pkg_add /tmp/WallEdge-1.0.2.tgz
- conf ファイルをコピーします。
# cp -p /usr/local/WallEdge.old/conf/* /usr/local/WallEdge/conf/
- ライセンスキーをコピーします。
# cp -p /usr/local/WallEdge.old/conf/.regist_key /usr/local/WallEdge/conf/
- 旧パッケージを削除します。( update102.sh では、消すか消さないかを設問します。)
# rm -rf /usr/local/WallEdge.old
- WallEdge を起動します。
# /usr/local/etc/rc.d/walledge.sh start
新規インストール
Ver.1.0.2を新規にインストールする場合は、CD-ROM に納められている WallEdge-1.0.tgz に換えて、WallEdge-1.0.2.tgzを pkg_add コマンドによりインストールします。
# pkg_add WallEdge-1.0.2.tgz
ライセンスキーの取得に必要なユーザーシリアルコードは、お買い上げの製品に添付され ているコードをそのままお使い下さい。