PShare A/Mシリーズ専用ドライバ
FCLKVM Driver 設定マニュアル(Mac OS X)
1 概要
FCLKVMDriverは、富士通コンポーネント製KVM switchのMac OS X用のドライバです。このドライバをインストールすることにより下記の動作をします。
・日本語キーボード化。
・マルチメディアキー(ボリュームダウン、ボリュームアップ、ミュート、イジェクト)の動作。
2 インストール
/System/Library/Extensions/フォルダにFCLKVM.kextをコピーします。手順は以下の通りです。インストールには管理者権限を持つユーザ名とパスワードが必要です。ドライバは再起動後に動作します。
(1) FCLKVM-OSX-vx.x.x.dmgをダブルクリックして下さい。(x.x.xには適当な数字が入ります。)
(2) マウントされたFCLKVMボリューム内部のFCLKVM Installer.pkgをダブルクリックして下さい。
(3) 指示に従ってドライバをインストールして下さい。/System/Library/Extensions/フォルダにFCLKVM.kextがコピーされます。
3 ドライバ動作
3-1 PS/2キーボードを使用した場合
・日本語キーボード化
KVM switchのディップスイッチの設定をJISにした場合、ドライバをインストールすることにより、KVM switchに接続したキーボードが日本語配列のキーボードとして動作します。
・ボリュームダウン
アプリケーションキーを押しながら、Num Lockキーを押すと主音量のボリュームを下げます。
・ボリュームアップ
アプリケーションキーを押しながら、/キーを押すと主音量のボリュームを上げます。
・ミュート
アプリケーションキーを押しながら、*キーを押すと主音量の 消音のon/offを切り替えます。
・イジェクト
アプリケーションキーを押しながら、-キーを押すとCDドライブからメディアを取り出します。
・キーコードの変換
以下のキーのキーコードを変換します。
1)無変換 -> 英数
2) ひらがな -> かな
3) Print Screen -> F13
4) Scroll Lock -> F14
5) Pause -> F15
3-2 Sunシリアルキーボードを使用した場合
・日本語キーボード化
KVM switchのディップスイッチの設定をJISにした場合、ドライバをインストールすることにより、KVM switchに接続したキーボードが日本語配列のキーボードとして動作します。
・ボリュームダウン
ミュートキーを押すと主音量のボリュームを下げます。
・ボリュームアップ
ボリュームダウンキーを押すと主音量のボリュームを上げます。
・ミュート
ボリュームアップキーを押すと主音量の 消音のon/offを切り替えます。
・イジェクト
電源キーを押すとCDドライブからメディアを取り出します。
・キーコードの変換
以下のキーのキーコードを変換します。
1) 確定 -> 英数
2) 日本語on-ohff -> かな
3) Print Screen -> F13
4) Scroll Lock -> F14
5) Pause -> F15
4 アンインストール
/System/Library/Extensions/フォルダのFCLKVM.kextを削除します。アンインストールには管理者権限を持つユーザ名とパスワードが必要です。手順は以下の通りです。
(1) FCLKVM-OSX-vx.x.x.dmgをダブルクリックして下さい。
(2) マウントされたFCLKVMボリューム内部のFCLKVM Uninstallerをダブルクリックして下さい。
(3) 指示に従ってドライバをアンインストールして下さい。/System/Library/Extensions/フォルダのFCLKVM.kextが削除されます。
(4) 再起動して下さい。
5 動作確認
このドライバは下記のシステムで動作の確認を行っております。
・Mac OS X version 10.1/10.1.3/10.2/10.2.3/10.2.6