ぷらっとホーム、ヤマハルーターに対応したレポート機能と Syslogサーバー機能を搭載したアプライアンス製品 「EasyBlocks Network Reporter」を発表

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2023年2月15日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証スタンダード6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)はヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」※に対応したレポート機能並びにSyslogサーバー機能に特化したアプライアンス製品、「EasyBlocks Network Reporter」(イージーブロックス・ネットワークレポーター)の販売を開始します。また、SCSK株式会社(証券コード:東証プライム9719、本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長 最高執行責任者:當麻隆昭、以下SCSK)との販売店契約を締結し、3月1日に販売を開始いたします。

中小企業においては、社内のIT機器や情報システム、ネットワークの管理を一人で行っているいわゆる「ひとり情シス」や、他の業務を兼任しながら情報システム部門の業務を行う「兼任情シス」が少なくありません。慢性的な人手不足により、社内のネットワークが正常に稼働しているか、トラブルの予兆がないかを日々の業務の中で確認する事は困難です。

「EasyBlocks Network Reporter」はヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」のCPU・メモリの使用率やネットワークトラフィックの負荷状況などを日々レポーティングする機能に加え、各種サーバー・ネットワーク機器から出力されるSyslog形式のログの蓄積や閲覧にも対応したアプライアンス製品です。

当製品により、ヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」を使いネットワークを構築している企業が、日々のネットワークの稼働状況を手間なく確認でき、さらにログの一括管理により万が一異常が発生した際にも迅速なトラブル対応が可能となります。

EasyBlocks Network Reporter
本体写真

※対応ヤマハ製ルーター

 RTX830 / RTX1300 / RTX1220 / RTX1210 / RTX1200

製品特長

ネットワークの稼働状況を毎日レポーティング

ヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」の稼働状況を指定のEメールアドレスに向けてレポーティングします。ルーターのCPU・メモリのリソース使用率や、トラフィック量など、ルーターの使用状況がひと目でわかり、ネットワークが正常に稼働しているかどうか、トラブルの予兆が無いかなどを確認できます。

多拠点、複数機器のログを一括保存

ルーターをはじめUTM、ファイアウォールといった各種機器のSyslogメッセージを本体内蔵ストレージに長期保存可能です。また、本体のストレージ容量は120GB・240GB・480GB・1TBの4種を用意し、必要規模に応じて保存容量を選択可能です。

レポートメール

各機器のログを可視化

SyslogやSNMP Trapで収集したログを本体内蔵のWeb UI上で閲覧できます。特定のルーター機種に対応したログのフィルタリングルールも搭載し、異常発生の兆候となるログもすぐに閲覧することが可能です。

Web UIによりログ閲覧や設定作業が容易

本体にWeb UIを装備しており、収集したログの閲覧や、IPアドレスの設定、ファームウェアアップデートなどを、コマンドを使うことなく、Webブラウザ上で容易に行うことができます。

EasyBlocks Network Reporter Web UI画像

堅牢かつコンパクトな1Uハーフサイズ筐体

ハードウェアは20年以上ロングランを続ける当社マイクロサーバー、「OpenBlocks®シリーズ」をベースとしており、1Uハーフサイズのコンパクト筐体で、新たに導入する際にも置き場所に困りません。また、冷却ファンやスピンドルなどの回転部品を使用せず、堅牢で故障しにくい設計も「OpenBlocks®シリーズ」の設計思想を踏襲しています。

容易なソフトウェアメンテナンス

汎用サーバーでは、ソフトウェアやOSなどのアップデートは、それぞれ個別に行う必要がありますが、「EasyBlocks®シリーズ」ではWebブラウザ上でのファームウェアアップデートで一元管理でき、メンテナンスが容易です。

VPNなしでリモート保守管理可能なAirManage 2※4対応

リモートで保守管理できるサービス AirManage 2の1年間利用権が付属。遠隔地からの設定変更・アップデート指示等をセキュアな通信で実行できます。また、設定変更時に3世代前までの設定が自動的にバックアップされる為、問題発生時の設定復旧などが迅速に行えます。VPNがないネットワークでも本サービスを使って外部からEasyBlocks Network Reporterを操作することが可能です。

製品機能

  • レポート機能
    • ヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」利用状況の日時レポートをEメール送信
    • ヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」利用状況をWeb UIで表示
    • 日時レポートカスタマイズ機能(件名・タイトル・ヘッダー・フッター)
  • Syslogサーバー機能
    • Syslog形式のログ受信・蓄積
    • SNMP Trap受信・蓄積
    • Web UIによるログの一覧表示
    • ログの検索・フィルタリング(日時 / ホスト名 / Facility / Priority / プログラム名 / メッセージ)
    • ヤマハ製ルーター「RTXシリーズ」専用のログフィルタリングテンプレート
    • ログのCSVエクスポート
    • ログの統計グラフ表示 (Priorityごとに日時件数を表示)
    • 監視対象文字列指定によるメール通知
    • 他のSyslogサーバーへのSyslogメッセージ中継
    • ログテーブルファイルのバックアップ送信(月次FTPサーバー送信)
    • ログメッセージのテキスト送信(日次FTPサーバー送信)
    • 処理エラー通知
  • リモートマネジメント機能  AirManage 2
    • リモートWeb UIアクセス機能
    • リモートアップデート機能
    • リコンフィグ機能
    • 設定バックアップ機能
    • 本体動作ログ転送機能
  • その他機能
    • FTPサーバー機能
    • 本体設定情報のインポート/エクスポート

ヤマハ株式会社からのエンドースメント

ヤマハ株式会社は、ぷらっとホーム株式会社様が「EasyBlocks Network Reporter」の販売を開始されたことを心より歓迎いたします。ぷらっとホーム様のネットワークアプライアンス製品と当社のルーター製品の連携により、ネットワーク管理者の皆様の管理負荷が低減され、利便性が格段に向上されることを期待しております。

ヤマハ株式会社
コミュニケーション事業部長 池松 伸雄

SCSK社からのエンドースメント

SCSK株式会社は、ぷらっとホーム株式会社とのこの度の販売店契約を大変光栄に思っております。弊社は、25年以上に渡りパートナー様と連携し、ヤマハネットワーク製品を販売してまいりました。本製品の販売開始によって、お客様のネットワーク環境がより安心安全なものとなり、ヤマハルーター製品の利用拡大に繋がることを期待しています。

SCSK株式会社
プラットフォーム事業グループ
ITプロダクト&サービス事業本部長
市場 健二

ラインナップ・型番

  • 内部ストレージ容量 120GBモデル
    • 製品名:EasyBlocks Network Reporter 120G
    • EBX9/NR120G/1Y
  • 内部ストレージ容量 240GBモデル
    • 製品名:EasyBlocks Network Reporter 240G
    • EBX9/NR240G/1Y
  • 内部ストレージ容量 480GBモデル
    • 製品名:EasyBlocks Network Reporter 480G
    • EBX9/NR480G/1Y
  • 内部ストレージ容量 1TBモデル
    • 製品名:EasyBlocks Network Reporter 1T
    • EBX9/NR1T/1Y

ハードウェア仕様

  • ストレージ容量
    • 120GB / 240GB / 480GB / 1TB
  • 外部インターフェイス
    • Ethernet※5:10/100/1000 Base-T x 4
    • USB(Console):MicroUSB type-B x 1
  • 筐体サイズ
    • 194(W) x 177(D) x 42(H)mm (ゴム足含まず)
  • 重量
    • 約1,160g
  • 動作温度 / 湿度※6
    • -20℃~+50℃ / 20%~80%RH
  • 保存温度 / 湿度※6
    • -30℃~+70℃ / 20%~95%RH
  • 消費電力
    • アイドル時:12.5W (19.6VA)
    • 高負荷時※7:18.1W (26.5VA)
  • 電源
    • 形状:内蔵AC電源
    • 入力:AC100-240V±10% 50/60Hz ±3Hz
  • 電気安全規格
    • IEC62368-1(準拠)
  • EMC規格
    • VCCI Class-A 適合
  • 環境保護
    • RoHS2.0

出荷開始日

2023年3月1日

関連URL

ぷらっとホームについて

ぷらっとホームはLinuxサーバー・IoTゲートウェイの開発製造大手です。1993年の創業よりLinuxサーバーのパイオニアとして、通信やネットワーク分野に自社製コンピューターを供給してきました。代表的な製品である超小型Linuxマイクロサーバー「OpenBlocks®」は、大手通信事業者をはじめ、物流、輸送、金融、エネルギー産業、官公庁など日本の社会インフラを支える様々な領域で採用されており、成長しつつあるIoT(Internet of Things: モノのインターネット)の分野でもLinuxサーバーをベースとした当社のIoTゲートウェイは大きな注目を集めています。

本発表に関するお問い合わせ先

報道機関からのお問い合わせ先:
・ぷらっとホーム株式会社 製品マーケティング部
 pr@plathome.co.jp
 Tel 03-5213-4373 / Fax 03-3221-0882

お客様からのお問い合わせ先:
・SCSK株式会社
 プラットフォーム事業グループITプロダクト&サービス事業本部
 ネットワークプロダクト第一部
 rtpromo-info@scsk.jp
 Tel 03-5166-2500

※1 ぷらっとホームおよびPlat’Homeの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における、ぷらっとホーム株式会社の登録商標または商標です。
※2 本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
※3 外観・仕様・価格等は予告なく変更する場合があります。
※4 1年間使用権が付属し、2年目以降はサポートサービスに含まれ有償となります。
※5 Auto MDI/MDI-X対応。
※6 結露なきこと。
※7 ソフトウェア疑似試験による測定