活用例
遠隔地の各拠点から社内へのアクセス
外出時の各種モバイル回線、無線ホットスポット、宿泊先のホテル等、VPN Clientは接続時の環境を選びません。直接のインターネット接続はもちろん、NATやプロキシを経由する環境であってもクライアント接続を確立することができます。
また、Active Directory等のドメイン参加が必要な場合でも、OSログイン前のVPN接続が可能なPacketiX VPN 2.0なら、対応が可能です。
2つの拠点を1つのネットワークとして利用
2つの拠点間をVPN接続したい場合、他の技術ではファイアウォールのフィルタリング変更だけでなく、各拠点のルーティングなどの大きな変更が必要となります。しかし、PacketiX VPN 2.0であれば、ルーティングの変更を行わない拠点間VPNも可能です。VPN構築後は、相手のPCが自拠点なのか他拠点なのかを意識する必要はありません。
IPが重複した多拠点をメイン拠点に接続させる
将来の拠点間接続を考慮せずに構築したネットワークでは、各ルータの標準設定を利用したために、IPアドレスが重複してしまう可能性があります。このような環境においても、PacketiX VPN 2.0では、VPNの構築が可能です。
各店舗用の仮想HUBは分離させたまま、仮想NAT機能を有効にすることで、各支社から本社への通信を可能にします。
※仮想NATの仕様により、本社から各支社への通信はできません。
認証VLANとして社内システムのセキュリティ向上
PCの無断持込の防止や、情報のアクセス権限管理を行いセキュリティの向上を実現する認証VLANの構築が可能です。従来は、ネットワークを物理的に再構築する必要のある場合が多く設計や構築に柔軟性がありませんでした。PacketiXを用いれば、既存の物理ネットワークを変更することなく、容易に構築することが可能です。
オンデマンドアプリケーションサービス(ASP)サービスをお考えの方へ(Carrier Edition)
ASPサービスの運用が可能です。従来は、回線事業者以外の構築が困難であったVPNサーバのホスティングも容易に可能にします。ユーザ数に応じた月額課金制のライセンス形態により、初期導入費用を抑えてサービスを開始する事が可能です。
拠点間通信における柔軟なネットワーク構築
[仮想レイヤ3スイッチ機能][Bridge][ローカルブリッジ接続機能]により、自由自在なネットワーク構築を実現可能です。IPsecベースのVPNのようなアドレス制約が多く難解なネットワーク設計を行う事なく、「広域 Ethernet サービス」と同等のネットワークをインターネット回線を使用して、低コストで実現することが可能です。また、拠点間通信を暗号化する事で、広域Ethernetや専用線と比較してセキュリティの向上が図れます。
他社製品とのコラボレーション
Avocent社 DSViewとPacketiX VPNで実現する、安全簡単なリモート運用管理
● 顧客ネットワークの変更は最小限で、リモート運用管理を実現します。
● HTTPS通信ができれば、どこからでもACSやDSR等を用いたサーバ管理が可能です。
● Etnernetを仮想化するPacketiXで、どんな通信プロトコルでも利用可能です。
>> Avocent社ホームページ
事例
PacketiX VPN 2.0を導入された企業様の事例をご紹介しております。
- 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 様 NEW
SaaSネットワークインフラのスピーディなサービス提供を実現
- 横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンター 様
専用VPNの不満を解消するソリューション
- 株式会社キューベルズシンク 様
非常に導入効果の高いVPN環境を実現
- 財団法人 航空保安施設信頼性センター 様
全国の拠点同士でスピーディかつ安全なデータ共有を実現
- 社団法人横浜市医師会 様
横浜市内の医療機関をつなぐセキュアな医療連携システムを実現
- 株式会社あきんどスシロー 様
チェーン店の端末を本社からリモート管理
- 東京医科歯科大学院 様
空間的な制限を越え研究室データベースへのアクセスを可能に
- 讀賣テレビ放送株式会社報道局 様
PacketiX VPN 2.0導入でモバイルPCと社内をVPN接続、セキュリティ向上と利便性を同時に実現
- 独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ) 様
非常に不安定だった海外特定地域所在の事業所との通信を改善するため、ネットワークインフラとしてPacketiX VPN 2.0を導入
- 筑波大学 学術情報メディアセンター
学内LANインフラとしてPacketiX VPN 2.0を導入 学外からのVPNアクセスを可能に