ぷらっとホーム、主要な機能に特化することで低価格を実現した、コンパクトサイズの監視アプライアンスサーバー「EasyBlocks 監視」を発表
2023年10月12日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証スタンダード6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)は、EasyBlocksシリーズの新ラインナップ「EasyBlocks 監視」(イージーブロックス・カンシ)を発表しました。
企業のネットワークの構築において死活監視は何かと後回しにされがちな領域ではありますが、サーバーの異常を早期に検知し、対処することでサービスや業務への影響を最小限に抑える体制を確保することは、事業を安定して継続する上で欠かすことはできません。しかしその一方で、必要十分な監視機能のみを搭載し、手軽に導入できるようなSMB向けのアプライアンス製品は、これまで市場にラインナップが豊富に用意されているとはいえませんでした。
「監視サーバーを導入したいが、そこまで高機能で複雑なものは求めていない」「数十~100台の機器を手軽に監視できるアプライアンス製品を探している」といったお客様のニーズにお応えするべく、ぷらっとホームは、Ping監視やポート監視、メール通知などの必要最低限の機能に特化しつつ、低価格で導入に手間もかからない監視アプライアンスサーバー「EasyBlocks 監視」をリリースいたします。
「EasyBlocks 監視」の特長
サーバー・ネットワーク機器の死活監視に特化した、シンプルな設計
・Ping監視、ポート監視による死活監視が可能
監視対象として設定したサーバーやネットワーク機器に対してPing監視・ポート監視を行い、機器やサービスが稼働しているかどうかを確認することができます。
他にも異常発生時のメール通知、監視結果のSyslog通知、SNMP Trap受信時のメール転送といった必要十分な機能が備わっています。
・シンプルで使いやすい設定画面
ネットワーク設定から監視方法、各種通知の設定にいたるまで、すべての設定をWEBブラウザ上の画面(以下WEB UI)で直感的に行うことができます。WEB UIではすべての機器の監視状況をまとめて閲覧することも可能です。
後述のリモートマネジメントサービス「AirManage 2」を利用することで、遠隔地からWEB UIを開いてEasyBlocks 監視の設定を変更することも可能です。
・堅牢でコンパクトなハードウェア
ハードウェアは20年以上のロングランを続ける当社マイクロサーバー「OpenBlocksシリーズ」をベースとしており、ファンレスで耐熱・防塵に優れた、故障しにくい設計を採用しています。
サイズもコンパクトですので、様々な設置環境でご利用いただけます。
VPNなしでリモート管理する「AirManage 2」に対応
・強固なセキュリティの下、遠隔操作を実現するSaaS方式のリモートネジメントサービス「AirManage 2」の1年間利用権が付属※1
本製品には、設定変更や設定の自動バックアップ、アップデートならびに本製品のプロセスの監視などを当社独自技術によりセキュアかつリモートで実行できるリモートマネージメントサービス「AirManage 2」の1年間利用権が付属します。
その他にも、全ての待ち受けポートを閉じてネットワーク内外からは本製品を認識できない状態にしつつ、AirManage 2からのみ操作を受け付けるステルス設定や、AirManage 2上に設定情報を事前に用意しつつ本製品をインターネットに接続することで、その設定情報が自動的にダウンロードされるゼロコンフィグなど、設置環境に応じてご活用いただける機能が用意されています。
製品仕様
- ソフトウェア仕様
- 適用可能規模(端末数) ※2:100台程度
- ハードウェア仕様
- 外部インターフェイス
- Ethernet※3:10/100/1000 Base-T x 2 (ポート1はPoE受電対応※4)
- USB(Console):MicroUSB type-B x 1
- 筐体サイズ
- 81(W) x 133.5(D) x 32(H)mm (ゴム足含まず)
- 重量
- 約212g
- 動作温度 / 湿度※5
- -20℃~+55℃ / 5%~95%RH
- 保存温度 / 湿度※5
- -30℃~+70℃ / 20%~95%RH
- 消費電力
- アイドル時:3.9W (6.3VA) / PoE受電時3.8W
- 高負荷時※6:5.6W (8.6VA) / PoE受電時5.5W
- 電源
- 形状:ACアダプター
- 入力:AC100-240V±10% 50/60Hz ±3Hz※7
- 電気安全規格
- 電気用品安全法(PSE), IEC62368-1(準拠)
- EMC規格
- VCCI Class-A 適合
- 環境保護
- RoHS2.0
- 外部インターフェイス
価格
オープン価格(市場想定価格 税抜99,800円)
出荷開始日
2023年10月下旬
関連URL
- 「EasyBlocks 監視」製品情報
https://www.plathome.co.jp/product/easyblocks/kanshi/ - 画像ダウンロードページ (メディア様向け)
https://www.plathome.co.jp/photo-download/kanshi/
ぷらっとホームについて
ぷらっとホームはLinuxサーバー・IoTゲートウェイの開発製造大手です。1993年の創業よりLinuxサーバーのパイオニアとして、通信やネットワーク分野に自社製コンピューターを供給してきました。代表的な製品である超小型Linuxマイクロサーバー「OpenBlocks®」は、大手通信事業者をはじめ、物流、輸送、金融、エネルギー産業、官公庁など日本の社会インフラを支える様々な領域で採用されており、成長しつつあるIoT(Internet of Things: モノのインターネット)の分野でもLinuxサーバーをベースとした当社のIoTゲートウェイは大きな注目を集めています。
本発表に関するお問い合わせ先
報道機関からのお問い合わせ先:
・ぷらっとホーム株式会社 製品マーケティング部
pr@plathome.co.jp
Tel 03-5213-4373 / Fax 03-3221-0882
・ぷらっとホーム株式会社 営業部
sales@plathome.co.jp
Tel 03-5213-4370 / Fax 03-3221-3766
※1 1年間使用権が付属し、2年目以降は保守サービスに含まれ有償となります。
※2 数値は目安であり、構成・使用条件によって異なります。
※3 Auto MDI/MDI-X対応。
※4 PoE (Power of Ethernet)の電力クラス分類はClass 0です。
※5 結露なきこと。
※6 全イーサネットポートをリンクアップし、stressコマンドによりCPU100%の状態にして計測。
※7 PoE受電時はDC48V。
※ ぷらっとホームおよびPlat’Homeの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における、ぷらっとホーム株式会社の登録商標または商標です。
※ 本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
※ 外観・仕様・価格等は予告なく変更する場合があります。