ぷらっとホームと慶應義塾大学SFC研究所が IoTデータ交換の標準的なプロトコル策定に関する共同研究を開始
2020年07月08日
ぷらっとホーム株式会社
2020年7月8日、ぷらっとホーム株式会社(証券コード:東証二部6836、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木友康、以下ぷらっとホーム)は、慶應義塾大学 SFC研究所 (所長:玉村雅敏、以下SFC研究所)と「サイバーフィジカルワールドを実現させるためのプロトコル研究」を開始致しました。(研究代表者:慶應義塾大学 教授 村井純)
IoTの分野では近い将来、各種デバイスにより取得された様々なデータ交換が行われることが想定されている中、そのやりとりを制御するプロトコルには標準的なものがなく、各種データ交換を自由に安全、かつスムーズに行う上で、ハードルになると想定されます。
この度、ぷらっとホームでは、インターネット研究の第一人者であり、様々な規格策定にも精通しておられる、慶應義塾大学の村井純教授、及び鈴木茂哉特任教授と共同で、標準的かつ現実的なプロトコルに関する研究に取り組んで参ります。
共同研究の背景、及び概要
ぷらっとホームでは、IoT黎明期より、各種IoTセンサーやデバイス、クラウドサービスとの接続をスムーズに行うIoTゲートウェイ、及びそのソフトウェアの開発を通し、IoTにおける各種プロトコルに関する研究開発を重ねて参りました。昨年、その集大成として、プロトコルの違いを吸収し、異なるIoTプラットフォーム間を超えて任意のデバイスやデータを接続できる「DEXPF®」を発表しております。
一方、村井 純教授は、まさにインターネット研究の第一人者であり、様々な規格策定に精通しておられ、現在ではSFC研究所のブロックチェーン・ラボの代表もされており、インターネット分野において卓越した知識を保有しておられます。
その両者の経験、知見を活かし、具体的で実現可能なプロトコルを策定するべく、研究を行っていく予定です。
共同研究の目標
共同研究にあたっては、IoTを扱うデバイスアセットトークンを含む、標準的なプロトコルを策定することを目標としております。また、それらが今後のIoTの普及促進に寄与することを目指しております。
慶應義塾大学 SFC研究所について
慶應義塾大学 SFC研究所は、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、総合政策学部、環境情報学部の付属研究所として1996年7月の発足以来、21世紀の先端的研究をリードしてきました。
諸科学協調の立場にたって国内外のさまざまな関連活動と双方向の連携をとりながら先端的研究をおこない、社会の発展に寄与することをその目的としています。
URL: https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/
ぷらっとホームについて
ぷらっとホームはLinuxサーバー・IoTゲートウェイの開発製造大手です。1993年の創業よりLinuxサーバーのパイオニアとして、通信やネットワーク分野に自社製コンピュータを供給してきました。代表的な製品である超小型Linuxマイクロサーバー「OpenBlocks®」は、大手通信事業者をはじめ、物流、輸送、金融、エネルギー産業、官公庁など日本の社会インフラを支える様々な領域で採用されており、成長しつつあるIoT(Internet of Things: モノのインターネット)の分野でもLinuxサーバーをベースとした当社のIoTゲートウェイは大きな注目を集めています。
本発表に関するお問い合わせ先
報道機関からのお問い合わせ先:
ぷらっとホーム株式会社 製品マーケティング部
pr@plathome.co.jp
Tel 03-5213-4373 / Fax 03-3221-0882
※1. 本リリースの内容は予告なく変更する場合があります。
※2. ぷらっとホームおよびPlat’Homeの名称・ロゴは、日本国およびその他の国における、ぷらっとホーム株式会社の登録商標または商標です。
※3. その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。